今日は地震対応の避難訓練を実施しました。
4月17日(水)の午後11時過ぎに発生した地震により、宇和島市では震度5強の揺れを観測しました。子供たちの中には、もう寝てしまっていて地震に気付いていなかった者もいたようですが、現在でも微妙な揺れにも敏感に反応し、不安になる者も少なくありません。しかし、こんな時だからこそ「自分の命は自分で守る」ための訓練が重要となってきます。
訓練開始の放送があると、それまで校舎内で聞こえていた子供たちの声がピタッと聞こえなくなり、避難指示の放送後には、足音さえも聞こえないうちに、子供たちが児童玄関から出て来ました。
まず1次避難として運動場に避難し、2次避難経路の無事(安全)を確認後に2次避難場所である吉田ふれあい運動公園へ避難しました。2次避難場所までの道のりでは、6年生が1年生を、5年生が2年生の手を引き、安全に配慮しながら1・2年生を安心させるように歩きました。全校児童余計なおしゃべりもせず、黙々と2次避難場所を目指しました。(地域の方を見かけると、自然と「おはようございます」と元気のいいあいさつだけは聞こえてきましたが……)
地震の発生から間もない時期での実施だったこともあり、子供たちはみな真剣で、互いの安全を見守りながら避難することができました。なお、児童引き渡し訓練は、防災参観日に実施予定です。ご協力お願いいたします。
5年生の音楽の授業をのぞいてみました。
強弱の記号(フォルテ)に気を付けながら、Believe(ビリーブ)を力強く歌ったり、♩=120(4分音符を1分間に120回数える速さ)がどんな速さかを行進しながら確かめたりしました。
リコーダー奏も大変上手でした。
昨晩発生した地震は宇和島市で震度5強を記録し、市内では瓦が落ちたり水道管が破損したりしたようです。幸いなことに、大きな怪我をした人の報告はなく、本校でも児童・保護者の方々に目立った被害はなかったようです。
子どもたちは不安を抱えて登校して来るんだろうなと心配していましたが、「大きな揺れで怖かったが、すぐに机の下に入ったよ。」「ガラスが割れたけど、みんなケガしなかったよ。」など、地震発生時に適切な行動ができていたようで、安心しました。
1時間目の授業の様子を見ても、落ち着いて学習活動に取り組んでいます。
今回の地震で、吉田小学校の校舎には被害がありませんでした。統合までの残り1年を、この思い出深い校舎で過ごしていけることに感謝しながら、勉強・運動・遊びに全力で取り組んでいってほしいと思います。
1校時に、各学年の授業を見て回りました。1年生は国語科で、ひらがなの練習をしていました。
4年生は算数科で、早くできた子が先生の代わりに他の子のマル付けをしたり、分からないところを教えてあげたりしているようです。学級のみんなで助け合うことと、自分が分かったことを人に伝えることで理解がより深まることを両立させています。
みんな集中していたので、写真を撮られていることにも気付かない子がたくさんでした。
8時のチャイムが鳴り、それぞれの学級毎に朝の活動が始まりました。
計画帳に明日の予定を書き写したり、タブレットを使ってドリル学習に取り組んだり、読書をしている学級もあります。
朝の会が始まるまでのわずかな時間ですが、気持ちを落ち着かせ、授業に集中できるようにしていきましょう。