今日の「すごいぞ!吉田」は九島で鯛やスマ、クエなどを養殖されている岡崎さんから、愛媛・宇和島の養殖についてお話を聞きました。実際に養殖されている鯛を持参していただいたので、子供たちの興味・関心は授業開始早々から最高潮です。

でも、鯛を間近で見たいという欲求は抑えて、まずは宇和島の鯛の養殖についてお話を聞きました。「養」…育てる・世話をする 「殖」…元のものから増やす という意味から、「養殖」は「育てて増やすこと」で、宇和島市では全国の養殖真鯛の約1/3を生産しているということ、55cm(3kg)以上に育ったものは韓国などの外国にも輸出されていることを知りました。

また、これまでは自動給餌機(センサーの先を魚がつつくと、餌が出る仕組みの機械)だったのが、現在はスマートフォンからの遠隔操作でいけすの給餌機の操作ができる「スマート給餌機」に変わりつつあり、実際に、吉田小学校の教室から九島沖のサバのいけすへの餌やりを実演していただいた際には、子供たちから歓声が上がりました。この先、AIを使って全自動で養殖魚の管理ができるようになるというお話からは、養殖業界での人手不足や労働環境の改善とともに、そう遠くない未来の水産業の姿を想像することができました。(もしかすると、会社勤めをしながら養殖を兼業できる時代が来るかも?)

宇和島の子供たちにとっては簡単と思われたクイズでは、鯛と鰤(ぶり)の刺身を間違える児童が予想以上に多かったです。(食べれば、まず間違えることはなかったでしょうね。)
授業の終わりには、授業で見せていただいた「鯛」を目指して、じゃんけん大会をしました。

お話をしていただいた岡崎さん、この授業を企画していただいた愛媛県漁業協同組合の藤田さん、有田さん、宇和島市水産課の松下さん、今日はためになる楽しいお話をありがとうございました。8月10日の魚市場見学会も楽しみです。

今週は西日本から東日本の広い範囲で梅雨明けが見込まれ、最高気温が30℃以上の真夏日が続く予想です。でも今日は「梅雨末期の大雨」の影響が残り、不安定な天気となっています。
そんな中でも、子供たちは非常に元気です。水泳・水遊びの成果をおうちの方々に見てもらおうと、いつも以上に頑張っていました。

S君は泳力がどれくらい伸びたのか、泳いだ距離を測定しました。25mプールを折り返し50mのゴール! と思ったら、素早く折り返して泳ぎ続けます。75m、100m、125m…。もう自己記録は更新しています。結局、135mの自己新記録が出ました。おめでとう、S君!


1年生は小プールで、2年生は大プールで、ビート板やフロート棒などを使ってバタ足の練習に熱心に取り組んでいました。中には浮き具を持たずに泳いでいる者も…。スタンドのほうをよく見ると、今年も村井幼稚園の年長さんが、応援に来てくれていました。いつもより頑張って、いいところを見せられたでしょうか。
中学年では泳ぎを中心としたプログラムで、フロート棒を使ったリレーやビート板競争、クロール・平泳ぎなどを披露しました。


中学年の一部の児童は放課後水泳練習にも参加しているので、素晴らしいフォームで泳ぎを披露していました。
高学年はアップ代わりにビート板競争を行い、その後は各自が得意とする種目で泳ぎました。やはり高学年になると無駄のない奇麗なフォームで泳いでいました。


今年の夏休みもPTAの協力によりプール開放を行います。利用の決まりや泳ぐときの約束を守って、楽しみながら体を鍛えてください。
今日の「にこにこタイム」に分団会を行いました。
1学期中の集団登校や下校の様子、あいさつの状況、交通安全などについて反省をしました。


話合いの後には、地区担当の先生から夏休みの過ごし方について注意がありました。
夏休みを目前にして、プールや川などでの水の事故が大変増えてきています。また、この数日間の大雨で地盤が緩み、松山では土砂崩れ(災害)も発生しています。楽しい夏休みの思い出をつくるためにも、「自分の命は自分で守る」という気持ちを常にもってほしいと思います。
夏休みが始まる前に、ご家庭でもぜひ話し合ってみてください。
昨日、研究授業があった。みんな、石になった。
これは、以前の国語の教科書に載っていた詩です。「研究授業」というのは何か特別な緊張感があり、教室全体が多くの目でじっと見つめられているような雰囲気になります。今日の研究授業はどうだったかというと…

質問や感想を出し合い、友達の「あったらいいな」と思うものについて詳しく考える内容でした。役割(司会者・発表者・聞き手)に分かれて話合いの開始です。


相手(発表者)の考えを引き出すにはどんな質問をすればいいか、聞き手は付箋を使って質問内容を整理します。2年生はタブレットを器用に使いこなし、画面上で付箋の内容を仲間分けしながら質問を考え、話し合っていきました。授業の最後には、「話合いマニュアル」を使った振り返り(自己評価)を行いました。

今日、研究授業があった。みんな、○○になった。
○○に何が当てはまるかは、子供たちの活動の様子(写真)で判断してください。
週末の7月6日(土)、吉田町では夏祭りが開催されます。
夏祭りを迎えるたびに思い出すのが6年前の西日本豪雨災害です。ちょうどあの日(7月7日)も、吉田町夏祭りが開催される予定でした。朝5時過ぎに目が覚めると、自宅横を流れる川の水があふれだし、農園や下流の住宅に流れ込んでいました。窓から見えるみかん山は頂上付近から崩れ、トンネル入り口をふさいでいるのも確認できました。土石流によって自宅が海まで押し流され、亡くなった友人もいました。
2018年7月7日(土) 吉田町白浦
あれから6年が経過しました。いたるところで崩壊していた橋や通行止めだった道路は早急に復旧され、甚大な被害を受けた農地についても、早いところでは苗木を植えられるまでに復興が進んでいます。
豪雨災害以降、令和になって開催された吉田町夏祭りはまだ2回だけです。(令和2・3年度は新型コロナウイルス感染拡大状況を考慮し中止、令和5年度は大雨警報発令のため中止)今年は天気もよさそうで、久しぶりににぎやかな夏祭りがかえってきそうです。子供たちには、祭りを目一杯楽しむとともに、たくさんのふるさとの思い出を作ってほしいと思います。
その一方で、翌日の7月7日(日)は平成30年7月豪雨災害の発生からちょうど6年目に当たります。吉田伊達広場では、7日(日)午前9時から「追悼献花式」が、午前10時からは「自由献花」が行われます。これは『犠牲となられた方々のご冥福を祈り追悼の意を表すとともに、災害の経験と教訓を風化させることなく後世に伝えていく』ことを願って行われます。(正午には、行政連絡放送で「黙とう」が呼びかけられます。)
また「自由献花」が終わった後の午後7時からは、同じ吉田伊達広場で「100万人の線香花火ナイトin宇和島」(小雨決行)が開催されます。東日本大震災で旅立たれた方に届くようにと2011年に始まった「線香花火ナイト」は、日本中の優しい線香花火の灯りが、お空からも「天の川のように見えますように」との願いを込めて年3回行われてきました。その3回の開催日には、次のような意味がありました。
3月11日 東日本大震災 発生日
7月7日 七夕
8月11日 東日本大震災犠牲者のお盆前の月命日
7月7日の七夕の日は、奇しくも吉田町で甚大な被害がでた西日本豪雨災害発生の日でした。今回、子供たちが絵を描いた泉貨紙で灯篭を作り、会場を飾ることになっています。(吉田小も協力しました)亡くなった方々を偲びながら、いま隣にいる大切な人たちに想いを伝え合いながら、線香花火に火を灯しませんか。

今日は”5のつく日”、あいさつ運動の日です。
子供たちが登校する時間に合わせて、児童会があいさつ運動を実施しました。いつものことながら、大人の私にはまねできないような「爽やか」で「元気いっぱい」なあいさつをしてくれます。今日はその一人から「前の道を走る車にも、頭を下げてあいさつしてみました。」という言葉が! 地域のコミュニティの中であいさつを交わすことは、疎遠になりがちな住民相互の交流を活性化させる効果があります。子供たちにとっても、登下校の見守りをしていただけるという効果があります。

あまりの暑さに、途中から場所を児童玄関に変え、あいさつ運動を続けました。

これからも、元気なあいさつを地域に届けたいと思います。
ところで、今日も登校後の片づけができた2年生が、プチトマトやナス・きゅうりなどの水やりをしていました。今週に入り天候が回復し、昨日は35.1℃、今日も35℃越えの猛暑日が予想されています。植物も水を欲しているでしょう。たくさん水をあげて、おいしい野菜が収穫できるといいですね。

今日は愛媛県生涯学習センターから講師の先生に来ていただき、3年生が「ふるさと愛媛学」の出前授業を受けました。
3年生はこれまでにも、宇和島・吉田の農業や水産業、文化などに触れる体験活動を行ってきました。「今日はどんなことを知ることができるのだろう。」授業前から子供たちの興味・関心は急上昇です。

まず、先生が示されたのは『吉田小学校の校歌』でした。校歌の歌詞の中からキーワードとなる単語を取り出し、吉田の歴史や産業に結び付けてお話しいただきました。

1番の歌詞「国安の川に よしの芽もえ」からは、国安川は立間川の流れを分散させるために人々によって掘られた水路で、掘り出した土は水はけの悪かった土地を改良するために使われたこと。また川の流れによって町人・職人町と侍や武士が済んでいた町に分けられたことなどをお話しいただきました。

2番の歌詞「美しい宇和の 海に向かい」からは、昔、盛んにおこなわれていた「真珠の養殖」についてお話しいただきました。2021年に真珠の生産量が全国第2位に転落してしまった原因が、新型ウイルスによるアコヤガイの稚貝の大量死だったことも教えていただきました。

3番の歌詞「輝く朝日に みかんの花」からは、吉田町立間が『愛媛ミカン発祥の地』であることや愛媛県は長年温州ミカンの生産量が日本一であったこと、現在でも様々な柑橘類を全部合わせると生産量日本一であることも教えていただきました。

今日私たちは、たくさん知らないことを教えていただき、また一つ、吉田の良さが分かり、ふるさとが好きになったと思います。
「ふるさと愛媛学(吉田小学校バージョン)」を私たちに授業してくださった、まなび推進課の須之内さん、今日は本当にありがとうございました。
昨日発令されていた大雨警報も日付が変わる前には解除され、今朝は雲の間から青空が見え隠れする天気です。今日も元気よく、子供たちが登校してきました。
しばらくすると、2年生の男子児童3名が「プチトマトの鉢植え」を花壇の周りに移動させていました。先週金曜日の大雨警報発令による臨時休業中に、強風で倒れてしまった鉢植えを校舎の軒下に移動させたのですが、ようやく大雨・強風の心配がなくなったので、元の場所に戻していたようです。

最初は3人だけでしたが、朝の片付けの済んだ2年生が一人、二人と作業のために集まってきました。

みんなで作業したので、あっという間に片付きました。
いっぱい太陽の光を浴びて、たくさんプチトマトが収穫できるといいですね。