R5 吉小日記

校区別人権・同和教育参観日

2023年10月14日 13時01分
 10月14日(土)、校区別人権・同和教育参観日を開催しました。
 2校時の『人権・同和教育の視点』に立った授業をたくさんの保護者の皆さんに参観していただき、子どもたちは真剣に授業に取り組みました。

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 授業後は4~6年生児童と全保護者で、講演を聞きました。講師は元中学校教師で、現在は国際理解コーディネーターとしてご活躍中の中矢匡(なかや ただし)さんです。中矢さんといえば、著書『地球の上に生きる~80ヵ国で出会った人々』を県下の小中高大など全ての学校、施設の図書館に寄贈して回られているということで、4月には本校にも立ち寄り、著書を寄贈していただきました。その時のご縁がもとで、今回の講演会をお願いすることになりました。
 最初に、中矢さんが訪問した国の民族衣装を身に付けた保護者・教員が登場し、それぞれ国の言葉であいさつを交わしました。(私には、知っているあいさつはひとつもありませんでした。世界は広い!)子どもたちの興味が世界の国々に向いたところで、中矢さんの体験記がスタートです。

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 講演内容は、著書『地球の上に生きる~80ヵ国で出会った人々』がベースとなっていましたが、実際に体験された中矢さんの口から発せられる言葉には、本には書ききれなかった思いが溢れており、聴いている者の喜怒哀楽の感情を激しく刺激しました。

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 最近では『ウクライナの子どもにおもちゃを届ける活動』がテレビや新聞に取り上げられ、活動に賛同し、参加する小中学校が増えてきているようです。(吉田中も参加していました。)中矢さんの「自分がおもちゃをもらった時の喜びよりも、自分が贈ったおもちゃを手に喜ぶウクライナの子どもの姿を見た時の方が、比べられないくらい喜びは大きかったですよ。」という言葉が印象的でした。

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 私たちには何ができるでしょうか?今日は家族で話し合ってみませんか?