R5 吉小日記

生きる意味 命の大切さ

2023年4月24日 14時41分

 愛媛新聞文化面の「四季録」金曜日を担当(2020.4~2021.3)していた中矢匡さんが来校され、著書「地球の上に生きる~80か国で出会った人々~」を寄贈していただきました。

 中矢さんはサッカーで日本一を目指していた大学時代、練習中の大けがで寝たきりの生活を1か月以上送ることになりました。その時、読みあさった本を通して、「いろんなものをこの目で見て、いろんな人に出会って、いろんな経験を積もう。」という気持ちが湧き起こってきたそうです。

 二十歳の時のヨーロッパの旅を皮切りに、アフリカ諸国の少数民族の集落から中東の紛争地帯、東日本大震災の被災地まで、心の赴くままに足を運んできたそうです。本書は、各地での実体験を基に「生きる意味」と「命の大切さ」を訴えるエッセー集で、命と向き合った体験、そこから得た命の大切さを若者たちに伝えたいとの思いが込められた一冊となっています。

 今回は、この本を「愛媛中の小中高大など全ての学校、施設の図書館に置きたい。」という目標実現のため、県下の学校等を回られているとのことでした。まずは先生方に回覧し、高学年図書室に置こうと思っています。高学年児童の皆さん、もうしばらく待ってて下さいね。