今日は1月17日。阪神淡路大震災発生から30年が経過しました。早朝から、神戸市を中心とした阪神地域や震源に近い淡路島北部では、さまざまな追悼の祈りが捧げられています。私たちも、過去の教訓を今後の防災にどう生かすのか、変わらぬ課題を考える一日としなければなりません。
今日の避難訓練は『昼休み時間中に地震が発生』したと想定し、「子どもたちの自発的な安全確保行動」と「教職員の指揮系統や役割分担など校内の協力体制」の確認をねらいとした予告なし訓練を実施しました。
昼休みなり、子どもたちは運動場や教室でそれぞれの時間を過ごしていました。そこに地震発生を告げる放送が…。運動場で遊んでいた子どもたちは自然に砂場のあたりに集まってきましたが、しばらくするとその集団が運動場の真ん中あたりへと移動し始めました。
高学年の子どもたちが移動を始めたのにならって、下学年の子どもたちも一緒に移動したようです。教室では、地震(音)がおさまるまで、机の下にしっかりと身を隠していました。
今回の避難訓練では、教職員がトランシーバで情報を共有しながら『逃げ遅れ』の子どもがいないか確認していきました。避難場所での人員確認後に「避難完了」の情報を伝えることで、校舎内の捜索(確認)をしていた教職員も速やかに避難することができたと思います。
これからも「自分の命は自分で守る」行動が、より実践につながるように、訓練を続けていきたいと思います。
新年を迎えて、最初の「あいさつ運動」がありました。
あいにくの雨模様だったため、児童会の子供たちは児童玄関で活動しました。
雨雲を吹き飛ばすような元気なあいさつの声が、校舎にこだまします。もしかすると川向こうの民家まで、あいさつの声が届いているのではないでしょうか。
現在まで、本校ではインフルエンザの流行はありませんが、体調不良の子供は若干名見られます。手洗い・うがいと状況に応じたマスクの着用で、元気に過ごしていければと思います。明日は校内持久走大会の予定ですが、雨天時は17日(金)に延期します。みんなが元気に参加できることを祈っています。
今日の6校時に『シクラメン交流学習』がありました。
県立宇和高等学校の生徒のみなさんに、持参していただいたシクラメンを教材にして、きれいに育てるための栽培方法を教えていただきました。
最初は緊張気味だった子供たちでしたが、生徒のみなさんの説明に真剣に聞き入り、分からなことを積極的にたずねていたようです。
【5年生の様子】
枯れ葉や枯れ花摘みの仕方や適切な室温、水や液肥の与え方など、シクラメンを長くきれいに咲かせるポイントを丁寧に教えていただきました。
【6年生の様子】
それぞれが手入れを行ったシクラメンは、宇和高等学校様のご厚意により各家庭にご提供いただきました。生徒さんから教わった栽培方法を思い出しながら、きれいな花をずっと咲かせ続けてほしいと思います。宇和高等学校の生徒さん、先生方、本当にありがとうございました。
児童会が企画・運営する「みんなで遊ぼう集会」。3年生以上の学年とみどり学級がアイディアを出し合い、遊びを工夫して、みんなに楽しんでもらおうという企画です。2校時開始のチャイムとともに、児童会からの開始を告げる校内放送がありました。早速、回ってみましょう。
3年生の遊び場は『ボウリング』です。ペットボトルで作ったピンにバレーボール・バスケットボールなどを転がして倒すようです。真っ先に挑戦した6年生からは「2回ともガーター(ガター)でした」との声が…。見ていると、ボールがはねて、思うように転がってくれないようです。本物のボウリングより難しいかも?
みどり学級の遊び場では『カプラ(KAPLA)積み』を行っています。制限時間内に、より高く積み上げることができた人の勝ちのようです。挑戦している子供たちを見てみると、様々な積み方で挑戦しています。終了間際に倒れてしまって、悔しがっている子もいます。
6年生教室では『箱の中身は何でしょう?』をやっています。ダンボール箱に隠されたものが何かを当てるゲームです。大人と違い、子供たちは恐れることなく手を突っ込み、それが何かを真剣に考えています。安心してください!危険なものは入っていませんから。
5年生の遊び場ではタブレットが使われています。タブレットの画像に隠れているキャラクターを探す『ふなっしー探し』です。難易度が高くなると、隠れているふなっしーを見つけるのに一苦労、と思っていましたが、子供たちは難なくクリアーしているようです。
4年生の遊び場は、ゲームセンターでもおなじみの『モグラたたき』でした。段ボールの箱の中からペットボトルで作ったモグラが顔を出します。(もちろん、手動です。)高学年ほど、スピード・パワーともに圧倒しているようです。(モグラが最後まで、もってくれるでしょうか…)
遊びを通して、全校児童が親睦を深めることができたようです。
先週、1年生からこのような『招待状』をいただきました。
「これは行くしかない!」と、4時間目が始まるとすぐに1年生教室を訪ねました。
もう司会者の進行で、お楽しみ会は始まっているようです。最初のグループは『クイズ』の出し物です。「とべ動物園には、ゾウは何頭いるでしょう?」の問題に、「50頭!」(それは少し、多すぎませんか?)や「3頭か5頭?」(答えは一つにしましょう)など、珍解答もありました。
続く2つのグループは、それぞれ『ダンス』を披露してくれました。
自分たちで考え、練習したとは思えないほどの出来栄えでした。最後のグループは『歌』を披露してくれました。歌ったのは「あわてんぼうのサンタクロース」です。かわいらしい仮装も好評でした。
残りの時間は、全員でゲームをしたようです。とても楽しい会でした。招待してくれて、ありがとう!
今日は内子町の五十崎凧博物館から講師の方を招いて、5年生が凧揚げ体験活動を行いました。
最初は座学からです。内子町の街並みや内子座・五十崎凧博物館の紹介、日本の凧の歴史などを教わりました。紀元前に中国で誕生した凧は平安時代に日本に伝わり、江戸時代には大ブームが巻き起こったこと。江戸時代、庶民の間ではイカノボリ・イカ揚げ(現在の凧揚げ)があまりに盛んになりすぎたため、糸がもつれ合って喧嘩になったり、火のついた凧が城に落ちるなどの騒ぎになったりして禁止令が出されたそうです。それでも人々は「これはイカではない、タコだ!」とイカ揚げを楽しんだことから、『凧(たこ)揚げ』という呼び名が定着したそうです。(諸説あるようですが)
与謝蕪村 凧(いかのぼり) きのふの空の ありどころ
小林一茶 凧(たこ)抱いた なりですやすや 寝たりけり
禁止令が出さるれ前の蕪村の俳句では「いかのぼり」、禁止後の一茶の俳句には「たこ」と表記されていることからも、江戸時代の庶民の間では空前の大ブームだったことが分かりました。
座学が終わったら、一番の楽しみである凧揚げが始まりました。今日の風のコンディションはベストとは言えませんでしたが、しっかりと海風が吹いています。うまく風をとらえて、凧を高く揚げることはできたでしょうか。
どの子も初めてのようでしたが、なかにはすぐに校舎の屋上を大きく超えるほど高く揚げている者もいました。
わざわざ内子町から来ていただき、私たちに凧揚げについて教えてくださった大角さん、山本さん、本当にありがとうございました。お正月にはぜひ、凧揚げを楽しみたいと思います。5月5日の「いかざき大凧合戦」にも、ぜひ行ってみたいと思います。