R5 吉小日記

すごいぞ!吉田 の『真珠』編

2024年2月8日 15時21分
 わたしたちの目の前に広がる吉田の海では、かつて真珠や真珠母貝(あこや貝)の養殖が盛んにおこなわれていた時期がありました。
 吉田における真珠養殖業は、昭和32年に三重県から進出してきた真珠養殖業者が、法花津湾で稚貝の養殖をスタートさせたのが始まりとされています。最盛期の平成6年には、取扱高で約15億円をあげていたそうです。しかし、母貝の大量へい死や真珠の需要低下、海外産の真珠の輸入量増加などで、真珠の販売高はピーク時の3割程度に減少してしまいました。現在も真珠養殖を続けている吉田町内の業者は、法花津湾の数社となってしまいました。
 今日のテーマ『真珠の仕事に携わる人に話を聞こう』では、宇和島市平浦で真珠養殖と加工販売を行っている山下さんから、真珠ができるまでの過程や養殖するうえで工夫していることなどについて、お話を聞かせていただきました。

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 養殖で使われている道具や真珠のもととなる核を見せていただいたり、実際の養殖に係る作業を動画を使って説明していただいたりしました。

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 品質の良い真珠を作るためには、核入れする前の『仕立て』の作業が大事なこと、何よりも『海と貝』によって出来が大きく違ってくるというお話が印象的でした。
 お忙しい中を私たちのためにお話に来てくださって、ありがとうございました。これからもお仕事がんばってください。