避難訓練(地震対応)
2025年1月17日 14時00分今日は1月17日。阪神淡路大震災発生から30年が経過しました。早朝から、神戸市を中心とした阪神地域や震源に近い淡路島北部では、さまざまな追悼の祈りが捧げられています。私たちも、過去の教訓を今後の防災にどう生かすのか、変わらぬ課題を考える一日としなければなりません。
今日の避難訓練は『昼休み時間中に地震が発生』したと想定し、「子どもたちの自発的な安全確保行動」と「教職員の指揮系統や役割分担など校内の協力体制」の確認をねらいとした予告なし訓練を実施しました。
昼休みなり、子どもたちは運動場や教室でそれぞれの時間を過ごしていました。そこに地震発生を告げる放送が…。運動場で遊んでいた子どもたちは自然に砂場のあたりに集まってきましたが、しばらくするとその集団が運動場の真ん中あたりへと移動し始めました。
高学年の子どもたちが移動を始めたのにならって、下学年の子どもたちも一緒に移動したようです。教室では、地震(音)がおさまるまで、机の下にしっかりと身を隠していました。
今回の避難訓練では、教職員がトランシーバで情報を共有しながら『逃げ遅れ』の子どもがいないか確認していきました。避難場所での人員確認後に「避難完了」の情報を伝えることで、校舎内の捜索(確認)をしていた教職員も速やかに避難することができたと思います。
これからも「自分の命は自分で守る」行動が、より実践につながるように、訓練を続けていきたいと思います。