すごいぞ!吉田(「ふるさと愛媛学」)
2024年7月4日 15時45分今日は愛媛県生涯学習センターから講師の先生に来ていただき、3年生が「ふるさと愛媛学」の出前授業を受けました。
3年生はこれまでにも、宇和島・吉田の農業や水産業、文化などに触れる体験活動を行ってきました。「今日はどんなことを知ることができるのだろう。」授業前から子供たちの興味・関心は急上昇です。
まず、先生が示されたのは『吉田小学校の校歌』でした。校歌の歌詞の中からキーワードとなる単語を取り出し、吉田の歴史や産業に結び付けてお話しいただきました。
1番の歌詞「国安の川に よしの芽もえ」からは、国安川は立間川の流れを分散させるために人々によって掘られた水路で、掘り出した土は水はけの悪かった土地を改良するために使われたこと。また川の流れによって町人・職人町と侍や武士が済んでいた町に分けられたことなどをお話しいただきました。
2番の歌詞「美しい宇和の 海に向かい」からは、昔、盛んにおこなわれていた「真珠の養殖」についてお話しいただきました。2021年に真珠の生産量が全国第2位に転落してしまった原因が、新型ウイルスによるアコヤガイの稚貝の大量死だったことも教えていただきました。
3番の歌詞「輝く朝日に みかんの花」からは、吉田町立間が『愛媛ミカン発祥の地』であることや愛媛県は長年温州ミカンの生産量が日本一であったこと、現在でも様々な柑橘類を全部合わせると生産量日本一であることも教えていただきました。
今日私たちは、たくさん知らないことを教えていただき、また一つ、吉田の良さが分かり、ふるさとが好きになったと思います。
「ふるさと愛媛学(吉田小学校バージョン)」を私たちに授業してくださった、まなび推進課の須之内さん、今日は本当にありがとうございました。